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ヤミ金問題コラム
ヤミ金業は回収できないのが当たり前
2014.09.17
ヤミ金から借入をする人はほとんどが、クレジットカードの限度枠をギリギリまで使い切っている人です。のみならず、アイフル・アコム・プロミスなどの大手のサラ金会社はもちろん、あまり名前を知られていない中小の消費者金融からも借金を重ねています。
当然、給料日になれば多数のサラ金会社から取立・督促が入ります。これらを縫って回収を行うのですから、ヤミ金業は他社よりも返済の優先順位を上げるため、違法な恫喝・取立を繰り返すことになるでしょう。
しかし、それを超えても多重債務者への貸付なのですから、ヤミ金業は回収できないのが当たり前に思えます。であれば、多重債務者の方は「ヤミ金に対しては知らぬ存ぜぬを貫き通せば、そのうちヤミ金も諦めるに違いない」と思うかもしれません。
ところがそれは大きな間違い。ヤミ金は多数の顧客を抱えているため、極限まで嫌がらせを繰り返し、債務者の精神を疲弊させたにも関わらず、回収ができなかった場合、数日~数週間は取立を止めることがあります。しかし、ヤミ金にとって「回収できていない間、当然利息は複利で増える」ことが前提となっているのです。
要するに放置をして逃げ回れば延々とヤミ金は取立を続けることになるのです。一生、ヤミ金に追い回されることはこの上ない苦痛です。また同時に人生に残された時間という、お金以上にかけがえのないものをヤミ金に奪われることになってしまうでしょう。
そんなことをするくらいであれば、早め早めに当所に相談をしてヤミ金問題に終止符を打つことを当所では強く勧めます。